弥勒殿

2020-03-05 16:26 | クリック: 127

出所: 崇聖寺三塔文化観光エリア 著者: オフィス

弥勒殿では、前に弥勒菩薩、後ろに韋駄天像で、両側には天龍八部が並んでいます。弥勒菩薩は僧衣を着ている高さ3.7メートルの金色聖像で、胸と腹を露出して、常に口を開けて微笑んでいます。それに大きな腹が突き出し、手が数珠を持ち、中国でだれもがよく知っている出っ腹弥勒菩薩です弥勒はインドの貴族家庭出身で、釈迦牟尼の弟子となり、祖師涅槃後に、祖師の事業を継承して仏教を伝播するそうです。

韋駄は寺院の護法神です。仏教の伝説によると、祖師涅槃の時、祖師の仏牙の舎利は二つを二人の「疾捷鬼」に盗まれました。都合よく韋駄は発現し、すぐさま立ち上がってまっしぐらに追いかけ、結局、舎利を奪い戻しました。ちょうどこのためで、韋駄天像が弥勒像の後ろに置かれて警戒を表明する意義です。仏教寺院の中に、韋駄は中国古代の将軍のごとくで、金かぶと、鎧甲を着用しながら、金鋼杵を持ち、威風堂々としています。それに両手が胸の前に合わせて金鋼杵を腕に置きながらまっすぐに立っていることは、このお寺には十方林の規模がある大寺であり、行脚する僧侶と居士に対する応接能力を持っていることを表します。


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編者: Apple 2020-03-05 16:26