階段に沿うって崇聖寺山門前に上がると、龍池がお目に入ります。龍池の壁面に高さ4.5メートル、幅4.2メートルの巨大な龍頭が彫られてあります。この龍頭は既存の高さ5メートル、幅4.5メートルの大青石の自然形態をそのまま利用して細工彫刻し、図案が精細で、生き生きとしているようです。聖水が龍口から流れ出て、崇聖寺に幾分の霊気と神秘的仏教気息を添加しました。
崇聖寺の山門は清代五滴水門楼を模倣して建てられたので、門が三つと間取りが五つ、気勢が雄大です。三つの門があるため、「三門」とも言い、仏教の「空門」、「無相門」及び「無作門」という「三解脱門」を象徴します。中間にある空門が、特別な場合以外に、常に閉じています。普通は、参拝者と観光者がその両側の山門だけを通れます。
山門の両側には高さ4メートルのア・ウン仁王像が建てられてあります。この二人の将領は仏法と寺を保護する職責を担当しています。口を開けている者はア仁王像、閉じている者はウン仁王像です。